最近よく利用させていただいている、
とても美味しい焼肉屋さんがあります。
その地域ではかなり有名で、
いつも満席に近い混雑具合。
週末は予約をしないと入れないお店です。
席が個室のような作りなので、
接待に商談に頻繁に利用しています。
お肉は国産A5ランクで、
叙々苑や游玄亭で食べると1皿5千円はするのですが、
半分程度で食べれます。
コストパフォーマンスが高いので、
それだけで人気の理由がわかるのですが、
さらに人気の秘密が一つ、それが店員さんです。
とても感じがいいんですよね。
サービスがあったり気遣いがあったり、
おかわりのタイミング、なかなか絶妙です。
そして笑顔。
もちろん全ての店員さんが完璧ではありませんが、
総合的にかなり強い組織だなーと感じます。
できる店員さんというのは、
結果的にとても得をします。
なぜでしょうか。
働き振りがよければ給料が上がるから?
それだけではありません。
確かにそれもあるでしょう。
抜擢され店長、役員と昇格できるかもしれない。
しかし、それだけではありません。
接客業である以上、
内外問わず見られています。
人間誰しもサボりたい、楽をしたいと思う生き物です。
しかし、サボったりラクをすると、
その時は得をしているようで、
実はとんでもない損をすることになります。
私はこのお店の店員さんを、
是非ともうちの会社で働いてほしいと思う程です。
給料は2倍、3倍と出しても構わない。
そう思う人は私以外にも大勢いると思います。
真面目に誠実に働くことで、
ヘッドハンティングの可能性がまず増えます。
それだけでしょうか?
いいえ違います。
接客業と言っても、
ただ物を運ぶだけではありません。
色んな技術があるわけです。
できる店員さんは、
そういう細かな気配りや技術を身に付けなければいけません。
サボりたい、給料だけほしい、時間通りに帰りたい、
そういう人には絶対に身につかない技術です。
その技術があれば、
内外で充実する他にもプラスでメリットがあります。
そしてなにより、
他人にそういうことができる人は、
全てそれ以上に自分に返ってくるということ。
目には見えない原理原則がそこには存在します。
信じない人は、
最初の得を信じてサボればいいし、
信じる人は、最初のしんどさを選んで成功すればいい。
頑張るってなかなか大変です。
病気だってするだろうし、辛いこともあるかもしれない。
でも完璧にこなしていく中で、
誰もやりたがらないことを率先してやることで、
最初は損をしているようでも、
後になって大きな得をしていたということに気付くはずです。
最初の得のようなものとあとからの本当の損を選ぶか、
最初の損のようなものとあとからの本当の得を選ぶか。
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