関西池田記念大講堂 新たな「七つの鐘」構想発表30周年の2027年開館

 さあ、「世界青年学会 開幕の年」! 創立100周年の2030年へ、世界と日本で新たな前進が始まる。
 
 池田大作先生が築いた「世界の関西」にそびえ立つ「関西池田記念大講堂」。その建設がいよいよ今夏に開始される。最新の計画内容を反映した完成予想図が発表された。
 
 大講堂は「大法興隆所願成就」の関西本部常住御本尊が安置される「大講堂棟」と、常勝の新たな本陣となる「関西本部棟」で構成。建設地は大阪市都島区内。JRの大阪城北詰駅、JR・京阪・大阪メトロの京橋駅などから至近で、大阪城を望む。
 
 大講堂棟は5000人を収容でき、国内で最大規模のホールとなる。両棟ともに太陽光パネル、省エネルギー型の設備を導入し、環境への世界基準の配慮も施される。敷地内に現存する歴史的建造物や日本庭園は、歴史的・文化的価値を踏まえ、保存・再整備が図られる。今後も地域・社会とその価値を共有できるよう、開かれた施設として、運営方法の検討を進めている。
 
 1997年5月、池田先生は、関西の地で23世紀後半までの新たな「七つの鐘」の壮大な構想を発表した。現在は2050年への「第2の『七つの鐘』」の途上にある。師の構想実現を目指す世界の池田門下が集い来る大講堂は、26年末に完成し、構想発表30周年となる27年春の開館を予定している。

聖教新聞 2024年1月1日

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