ややもすると、私たちはすぐ
“そんなことはできない。
そんなことは、前例がない”
などとひいてしまいがちです。
でも一見、無謀にも思える要望のその根底には、
読者のこと、創価学会員さんのことを第一義に考えておられる
編集部の皆さんの気迫と情熱があります。
仕事とは何か、雑誌とは何か、
身をもって教えていただいた思いです。
ですから要望の一つ一つに、誠実に、
真剣に応えてまいりました。
ともあれ、そうした印刷現場で働く作業員の苦労を
誰よりもご存じだったのが池田名誉会長(創価学会)です。
「現場の皆さんへ」といって、
トラックいっぱい、何千本ものお団子が届いたのには、
本当に驚きました。
こんなところにまで心を配ってくださるのかと
胸が熱くなりました。
その心配りを今でもさまざまな形で
続けてくださっているのですから、ありがたいです。
実を言うと、名誉会長に、私は救われたことがあります。
まだ活版印刷だった時代に、名誉会長の巻頭言で、
3文字、活字が脱落したまま印刷したことがあったのです。
絶対、あってはならない大事故です。
当時の弊社の社長・山田が学会本部に謝罪にまいりました。
本来なら、一言ぐらい注意があるでしょう。
しかし名誉会長は弊社への仕事の依頼を継続してくださいました。
今後は、さらに気を引き締めて頑張ろうと決意しました。
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