先日、金融のプロである某先生と会食し、
色々とご指導頂きました。
そこで面白い話しがありましたので御紹介します。
法律は弱い人、国民を守ってくれるのか?
という話しです。
私は、守ってくれると思っていたのですが、
実はそうでもないということがわかりました。
どういう意味か?
わかりやすくいえば、
何かに騙されたとします。
100万円を取られたとしましょう。
さあ、ここで法律は守ってくれるでしょうか?
答えは、NOです。
なぜでしょうか。
法律というのは、自動で守ってくれるわけではありません。
上記の例で言えば、
騙されて100万円を取られてしまった。
しかし黙っていても法律は何もしれくれません。
法律がお金を戻してくれるわけではない。
なにやら意味がわからなくなってきましたね(笑)
何が言いたいかというと、
法律というのは、誰でも守ってくれるわけではないのです。
では誰を守るのか?
答えは簡単です。
知っている人を守るのです。
知っている人、つまりは、
法律を知り理解し使える人です。
騙された場合には、
クーリングオフするのか、
弁護士を雇って裁判するのか、
法律に則って手続きを行い返還請求を行うのか、
方法は色々とあると思いますが、
知っているから守られるのです。
なんだ、そんなことは当然だ、と思うかもしれませんが、
実はこれは全てのビジネスの基本なのです。
某先生にお聞きした際に、
私が最近勉強しているお金のルールに全て当てはまりました。
まさに目からウロコでした。
世の中とは、実は知っている人が得するようにできています。
当たり前ですよね。
生活していく上では様々なことが必要になります。
極端な例で言えば、
月収500万円稼ぐ方法、
病気にならない方法、
いつまでも若くいられる方法、
ストレスを溜めない方法、
毎日を楽しく過ごす方法、
夫婦円満でいられる方法、
欲望論ばかり書きましたが(笑)、人間の悩みなんて大差ありません。
例え話しにしたとしても、
これらのことを知っているのと知らないのとでは、
生活が全く違うわけです。
知っている人だけが守られる。
これはあたり前のようで実は知られていない、
いや、誰もこんな事は考えて生きていないのです。
しかし、これらを知っている人というのは、
常に考えて学び、知っているから守られるわけです。
だからこそ、法律が守ってくれないとか、
○○が何もしてくれない、○○がもっとよくなれば、
という不満を言うよりも、
知ること、に全力で努力したほうが、
未来は圧倒的に開けるし結果が出せるという原理です。
法律は守ってくれませんよ。
知っている人だけを守るのです。
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