田舎は家賃が安い

田舎は家賃が安い
よく耳にする言葉です。

田舎は家賃が安い、物価も安い。
都会に住むなんて本当に馬鹿らしい、と。

東京が地元の人でも、
郊外に家を購入して出て行く人もいます。

どこに住もうが好きなようにすればいいでしょう。
一人一人の人生があります。

ただ、田舎は家賃が安いという一部分だけをみても、
結局出て行くお金はあまり変わらなかったりします。

例えば、都内で家賃が10万円程度の家なら、
地方へ行けば半額とまではいかなくても数万円は安く住む事ができるでしょう。

しかし、都内とは利便性が全く違います。
まず車等の移動手段が必要になります。

物価が違うとも言いますが、食料品、衣料品など、
現在はそこまで大差はありません。
月の収支でみればいくら違うか計算してみればわかります。

逆に、少し郊外に外れたぐらいでは、
車のローン、保険料、交通費、地方自治体の手当てなど、
都内にいた時よりも逆にお金が掛かる場合があります。

安いからという理由で地方へ行ったのに、
逆にお金が掛かって困っているなんて話しも聞きます。

何が言いたいかというと、
これはビジネスでも同じ事が言えるのです。

安いとか、やりやすいとか、儲かりそうだとか、
その一部分だけをみても、理想の結果を得られない場合が多いのです。

ビジネスにおいては、
これだと思ったら突き進むことは大いに結構だと思いますが、
それだけでは糸の切れたタコと同じです。

あまり考えないほうがいいなんて事も言われています。
確かに、それも一理あります。
しかし、そういう人は経験、またリスク管理を徹底している場合が多く、
もしコケても大丈夫な場合がほとんどなのです。

何もないのに同じことをしていると、
運がよければ成功できますが、運がない人は失敗します。

失敗の確率を減らすために、後先を考え行動するわけです。

ただし、考えてばかりで何もできない場合は、
本末転倒ですので、そのバランスが重要になります。

そのバランスを適正に保ち、
理想的な結果を得る為にも、一部分だけで判断する事はオススメできません。

好きだ好きだと夢中になって結婚しても、
すぐに離婚する人の多さをみてもわかると思います。

一部分だけでは判断しないこと。
その為にも、日々の訓練、努力、継続が必要不可欠なのです。

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