環境の変化と可能性

よく言われることです、
環境を変えても、自分が変わらなければ何も変わらない。と。

確かに本質的なことはその通りだと思います。
しかし、専門分野に関して、必ずしもそうとは限りません。
そして、人によって全ては左右されます。

結果、自分が変わらなければ・・・という事に帰結される。

つまり、自分が変わるキッカケとしては、
環境を変えるということは非常に大事なことです。

芸能人を例に挙げてみると、
今テレビで活躍している芸能人の多くが地方出身者です。

では、地方にそのままいたとして、
現在と同じように活躍できただろうか。
業の部分は置いておいての話しです。
専門分野だけでの話しです。

できませんよね。
活躍できる舞台が整っている東京で、
様々な縁に触れ、努力し、自分が変わっていき、
チャンスを掴んだから活躍できるわけです。

しかし、同じパターンでも、
環境を変えても成功できない人も大勢います。
結局は、自分が変われていないパターンです。

しかし、環境を変えたという点だけみれば、
成功した人と、していない人、全く同じです。
しかし不思議なことに、違いが出てくる。

でも、環境を変えるというキッカケすら二人に与えなかったとしたら、
どちらも成功も失敗もしようがありません。

私が会社員だった時に、社内にとても綺麗な女性がいました。
いつ食事に誘おうかなと常に狙っていたわけですが(笑)
下心9割とあと1割は、仕事に対して学びたかったからです。

その女性はとても仕事ができました。
みていても惚れ惚れするような仕事ぶりでした。
なんとかあの人のように仕事ができないか、いつも考えていました。
しかし下心を9割にしてしまい失敗してしまいましたが・・・

彼女が会社を辞める事になった時に、
色々と話しを聞きました。

彼女は数年毎に会社を変え転職を繰り返していました。
どの会社からも、辞めないでほしいと言われる状況だったのにも関わらずです。
しかし彼女は転職を繰り返します。
なぜでしょうか?

彼女には目的があり、一言で言えばキャリアアップのためという事ですが、
とても見事なやり方だったなと思うわけです。

どの会社にいっても、必ず結果を出す。
そして自分の力にして次へ飛び立つ。
一流のメジャーリーガーのようです(笑)

しかし、自分本位で転職を繰り返す人もいます。
どの会社でも活躍できずに、場所さえ変われば活躍できると信じて、
自分が活躍できそうな場所を探し続ける。

転職を繰り返すというキッカケは同じでも、
前者と後者ではあまりにも差があります。

環境を変えるということの重要性と、
変えることを活かせる人と生かせない人。

もちろん自分次第ということは間違いありませんが、
キッカケを生かすも殺すも自分次第なら、
何度でもキッカケは与え続けたほうがいいと私は思う。

10回ダメでも11回目で成功できるかもしれない。
もちろんできない場合も多い。が、可能性は0ではない。
でも、0回なら可能性は0です。

自分が変わることは絶対に必要ですし、
変わらなければいくら環境を変えても何も変わらない。

しかし、自分を変えるためにステージを変えるということは、
0を10に、20にする為には必要なことではないだろうか。

環境を変えるということは大それたことではない。
少しの変化を常に作っていけばいいのです。
日々やっていること、少しずつキッカケを与えていく。

本を読んだり、勉強をしてみたり、人と会ってみたり、
そういうキッカケの中に自分を変える可能性がいくらでもあるものです。

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