チャンスさえあれば

チャンスさえあれば・・・
運さえよければ・・・
自分だってあいつみたいに成功できる。
こう思う人は多い。
しかし、本当にそうだろうか?
私の経験上、
チャンスや運さえあればと、
言っている人のほぼ全てが、
チャンスや運があっても、
成功し続ける事はできないと断言します。
一時的に結果は出せても、
勝ち続けることはできません。
これは当たり前の話しですが、
土台がないから崩れてしまうのです。
土台が弱いところに、
スカイツリーのような立派な建物を建てても、
一時的には立派にそびえ立っているでしょうが、
地震や何かが起きた時にすぐに崩れてしまいます。
大衆とは、
一時的な輝きにしか目がいきません。
そこしか見る力がないのです。
土台は見えないからわからない。
しかし、それでは偉大な事業は成し得ない。
当たり前の原理です。
チャンスや運がと嘆く前に、
もっともっと土台を固めるべきです。
チャンスや運は、必ず掴めます。
諦めずに挑戦を続ける限りです。
しかしその時に、
しっかりとした土台がないまま掴んでしまうと、
待っているのは転落です。
一時的な華やかさからの転落人生、
あまりにも多いではないですか。
以前、カンブリア宮殿で年輪経営と御指導されていた
社長さんがいらっしゃいました。
私もそれが最善の道だと確信します。
大儲けも確かにいいですが、
堅実に、確実に、誠実に、
毎年毎年増収増益、
これが一番です。
勝つことも大事ですが、
負けないことが非常に重要です。
負けないということは、
横ばいか上昇しかない。
それを毎年続けていくこと。
以前、もっともっと利益を狙っていかなきゃダメだと、
御指導されたことがありました。
しかし私は、リスクが大きくて利益も大きいことが、
必ずしも良いことだとは思いません。
私も年輪経営が非常に好きです。
毎年毎年コツコツコツコツ。
これでいいのです。
10年間は大儲け。
しかし次の10年間は大損。
こんなビジネスに魅力はありません。
10年間もコツコツコツコツ。
次の10年もコツコツコツコツ。
つまらない経営かもしれませんが、
50年後、100年後にはどうなっているか。
目先の利益だけではなく、
もっともっと大きく展開していきたい。
全ては土台があってのこと。
実力があってのこと。
力がなければ何もできません。
強固で最強の土台があれば、
あとはどんなものでも創れるじゃないですか。
みかけだけの華やかさと、
どちらが強いのか。
しっかりと見せつけてやればいいのです。
実力があるほうが勝つに決まっている。
しっかりと努力をしているという確信があるなら、
自信をもってやっていきましょう。

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