夫が教え子と姿を消し、暗転。
野草を摘んで飢えをしのぎ、
悲しさのあまり踏切の周辺をうろついた。
この信仰に巡りあったのは、そんな時だった。
悩みや宿命に振り回されない生き方を知った。
一時、高校の教壇に立ったが、
幼いころからの夢だった小説家を目指して職を辞し、
執筆活動に専念。
しかし、今度は数々の病魔が襲ってきた。
子宮筋腫、自律神経失調症、緑内障……。
「ペンの道で生き抜くんだよ。必ず結果は出るよ」
と何度も励ましてくれた池田大作SGI会長の言葉を胸に留め、
必死に人生の苦難と向き合っていた時、「広岡浅子」に出合った。
コメント