なかなか結果が出せない子の多くは、
数年後には先輩に追いついてみせます!とか、
親を超えたいんです!とか、
師匠よりもさらに上にいきたいんです!とか、
少し思い違いをしている場合が多い。
そもそも、先輩や親や師匠という存在は、
超えるべきものなのでしょうか?
何か勘違いをしているのではないか。
色々なことを教えてくれる先輩、
全てでお世話になっている親、
正しい道に導いてくれる師匠、
本当にありがたい存在だと思います。
そんなありがたい存在を超える?
超えてどうすんの?(笑)
そもそも、そういう事を言ってしまう痛い青二才には、
いくら頑張っても越えられないようにできています。
世の中とはそういうものです。
私は、
先輩や親、師匠というのは、
常に尊敬し、慕い、感謝し、学び、恩返しをしていく、
そんな存在だと思います。
超えるとか超えないとか、
かなり痛いです。
青二才アピールをしてもバカにされるだけだ。
超えてどうすんだよ。
もっと尊敬して感謝して学んで恩返ししろよ。
修羅界の醜い争いをそこに見出してどうする。
本当に超えるべきは、
昨日の弱い自分であり、今日の情けない自分であり、
今できていない自分の甘さであり、壁であり、
ターゲットはいくらでもあるわけです。
ここを間違えるととんでもない思い違いになってしまう。
実は私も昔はよく同じ事を言っていたものです。
先輩や目標としている人に、いつか超えて見せます!とか。
本当にいま思うとバカすぎて申し訳ないです。
でも馬鹿でもいいんですよ。
ああ自分は馬鹿なんだ、だから学んで成長しよう、
一生懸命に頑張って賢くなろう、と前に進めばいいだけなのです。
ありがたい存在に今日も感謝の心で、
学びの心で、恩返しの心で、行動で、結果で、
真っ直ぐに進んでまいりたい――
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