ビジネスで結果を出すために、
色々と堂々巡りをしている人がいます。
セミナーへ行ったり、勉強したり、人と会ったり、
確かに、どれも必要不可欠なことでしょう。
常にインプット、アウトプットの繰り返しこそが成長のカギです。
ある程度の結果を出してしまうと、
成長が止まってしまう人の足りないところはまさにこういった点です。
しかし、知りすぎていることと、
結果を出せることは必ずしも比例しません。
確かに知っていることはとても強みになります。
知っていればこそ、全てを開く鍵になる。
しかし、鍵がいくら万能でも扉はそこらじゅうにあるのです。
東京にある場合もあれば、大阪にある場合もあるし、
北海道の場合もあれば沖縄の場合もある。
いくら万能のカギを持っていても、開けに行く事が必要不可欠です。
あたり前だと思うかもしれませんが、
知っているのに結果が出ないということは、
必要な行動の絶対量が足りない場合が多いのです。
毎日毎日、飲食店の仕込みをやる、
決められた量、やり方、味、
繰り返し繰り返しやるから血肉となり発揮される。
知っているだけでは意味がない。
だからといって知らなければ方向が違ってくる。
毎日毎日繰り返したって、間違っていれば成功できない。
進むべき方向が違うのだから。
我々が日々戦っているビジネスでも同じことが言えます。
毎日毎日、知っていることを繰り返していく。
その中でさらに知ることを怠らない。
これが右肩上がりの最大の因だと思います。
だからこそ、
特別なことがあるのかといえば、
それ自体が特別なことだと私は思います。
必要なことを知ること、
それを毎日愚直に繰り返すこと、
それが経験となり結果となること、
その結果を踏まえ、さらに知ることでもっともっと加速度は増す。
特別なことなんか何もない、と書こうと思いましたが、
それは嘘ですね。
そういうことを言う人は、
自分のノウハウを教えたくない人だと思います。
そういった小さな人になるのではなく、
もっと与えて教えて共に成長していける自分になりたい。
それがさらなる成長と結果を生むのだから。
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