草創期の大先輩に学ぶ

「実は、一週間後に歴史に残る会合が開かれる。
水を飲んででもいいから、このまま残ってはどうか。
残らないと万歳悔いることになる…」

いったい何が起きるのか。
事情も知らないまま、もう一人の仲間と素直に従った。
二人とも一週間分の滞在費など持ち合わせていない。

一日に、パン一個と水だけの暮らし。
朝、半分だけパンをかじり、残りを夕方まで我慢した。

のどが渇くと、水飲み場のある駅を探して、
すきっ腹に生ぬるい水を流し込んだ。
衣服は寝る前に洗って、朝までに乾かした。

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