恩師に学ぶ

知識は知恵にいたる道程、
知恵を根幹としてはじめて、
いっさいの知識が働くのである。

いくら立派な体格をしていても、
そこに人生の目的、信念等が確立していなかったならば、
図体ばかり大きくて動物に等しいのである。

いくら立派な家があっても、
そこに人が住まなければ無価値だ。

外から見れば
「ああ、ずいぶん立派な家だな、ていさいがいい」と。
けれどもなんら価値がない。

また知識だけであったならば、
それはちょうど大工場に機械がたくさん置いてある
博覧会みたいである。

どんなものも置いてある。けれども、
それをつかう人がなければならないわけである。
これは知恵である。

それではじめて価値創造になるのである。

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