残念な営業マンと信用力

先日、少し残念な営業マンから営業がありました。
なんでも、
なんだかわけのわからない仕事をしている○○という者で、
社長の豊富な知識を取材させていただきたいとのこと。
そしてそれを電子書籍での商材販売としたいこと。
20年以上も会社員として働いた後、
自己都合で退職し社会貢献がしたい、
といったような内容でした。
提案書という資料には屋号と連絡先だけ。
HPもない。
聞けば誰かの下でビジネスしているため、
HPはないそう。
私のどんなコンテンツを売りたいのかと聞けば、
なんだか的を得ない答え。
これまでの実績を聞けば、
実績は皆無でこれからだと言う(笑)
じゃあね、プロデュースの実績じゃなくてもいいですよ、
20年以上勤務してきた何かの実績はないのでしょうかという話しでも、
まだチャンスがないので、という意味不明な答え。
残念な営業マンでした。
うちは営業を受ける際、
1時間3万円から申し受けています。
せっかく営業するわけですから、
確実に仕事を取りに行く必要があります。
このご時世に、
デジタルコンテンツ事業をやるというのに、
サイトがない、個人事業、これで信用が作れるのか。
うちにサイト制作を依頼するから、
話しを聞いて欲しいというのならまだわかる。
個人事業にも明快な理由があり、
どんな状況になっても個人補償しますというならまだわかる。
そして実績、
20年以上社会人として戦ってきて、
何も実績がないという人に、
一体誰がビジネスをお願いしたいというのか。
高卒の営業マンでも、
入社1年で100億売りましたなんて奴がゴロゴロいるわけです。
もっと単純に信用力をみせつければいいだけです。
会社の社長なんてものは、
必ず儲かると判断できれば必ず動きます。
そこをわからせればいいだけです。
確信を得ないような言い方をしても無駄です。
優秀な経営者はレベルの低い営業をすぐに見抜けます。
資料一つ、話し方一つ、見た目、立ち居振る舞い、
どれをみてもわかるものです。
私も起業当初は勘違いしていた時期がありました。
そこを尊敬する先輩に御指導頂いたのです。
IT業界というのは、ラフなイメージがつきまといます。
初対面や様々なビジネスシーンで私服だったり、
髪型も自由だったり、
儲かっていればいいという人もいますが、
私はそういう人に魅力を感じませんし、
その他多くの一流と呼ばれる人も同じでしょう。
服装や髪型というのは、
どうでもいいように思えて、実はそうではない。
今の日本経済を動かしているのは誰か?
それだけではありませんが、
人と同じことをしていても、
同じ信用は得られませんよということ。
ホリエモンがラフだからといって、
同じようにしてホリエモンと同じだけ稼げないのです。
土台や器量やスキルが全く違うわけですから。
服装、髪型一つとっても相手に対する礼儀です。
そこから信用が生まれる。
見えない信用力です。
電話に出るときは2コール以内とか。
10分以内に必ずかけ直すとか。
メールは当日に必ず返すとか。
かけ直さない、返信しないなんてバカもいますが、
こんなのは例外です。
絶対に成功できません。
見えない信用を自分で壊すようなことはしないこと。
一つ一つなんですよ。
電話一つ、メール一つ、服装一つ、髪型一つ、
一つ一つを確実にこなせるから、
その人が信用されるわけです。
電話も適当、
メールも適当、
服装はしっかり、
髪型は寝起き、
と、
電話も確実、
メールも迅速、
服装も清潔、
髪型も清潔、
なら、どちらと仕事したいですか?
詐欺師だって最初は全て完璧ですよ(笑)
ビジネスで抑えるべきところは、
実はそんなに多くありません。
しかし、一つ一つの信用力が理解できていないと、
どれもおろそかになってしまう。
信用こそ全てです。
信用あるところに、
人も金も、全てが集まってくる。
ビジネスで勝ちたいなら、
信用力をとにかくあげること。
誰に対してもです。
ビジネスで関わる人だけにそうしようと思っていても、
それは無理な話しです。
必ずボロが出るのです。
誰に対しても日常生活からできない人は、
成功できるわけがないのです。
信用力こそ全て也。

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