中国 周公旦に学ぶ

ある日、私が風呂に入っていたとき、
次々と3人のお客が訪ねてきた。
私はその度に、て早く髪をしぼって、
風呂からあがり、身なりを整えてお客に会った。
また別の日。
食事中に3人のお客が来た。
その時も3回、口の中の食べ物を吐き出して、
口をきれいにして、お客に会った。
訪ねて来てくれたお客を、
こちらの都合で待たせることは失礼にあたる。
上に立つ者は、小さなことに
もっと心をくばらなければならない。
少しでも、えらぶる心をもつと、
人の心はたちまち離れていってしまう。
そうなったら、国を守ることも、
栄えさせることもできない。
お前も、けっしておごり高ぶる心を、
もってはいけない。
どんな小さいことにも、真心と礼儀を尽くしていくことだ。
そうすれば、多くの人が心をひらく。
そして心が一つになれば、
国は栄えていくのだ。

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