スモールビジネスの重要性

スモールビジネスの重要性

先日ある社長さんと飲んでいて、
もっと大きく儲けるいい方法がないか、
と相談されました。

大きく儲ける方法なんていくらでもありますが、
私が推奨する方法は大は小を兼ねます。

多くの人はスモールビジネス、
つまり小さな売上をバカにします。

なんだその程度じゃあやっても意味がない
となるわけです。

しかし本当にそうでしょうか?

私が見てきた多くの失敗した人達は、
大きなものばかりを負いすぎて失墜しています。
理想が高くて手に入らないのと同じですね。

御聖訓には、
一丈のほりを・こへぬもの十丈・二十丈のほりを・こうべきか
とありますが全くその通りだと思います。

例えばですが、
100円の売上があったとします。
毎月100円しか売上がなければ生活ができませんが、
これが10個、100個あったらどうでしょうか?

もちろんまだまだ生活できるレベルではありませんが、
1000個にはできないのでしょうか?
2000個にはできませんかね?

それが無理なら、
1000円の売上ならいくつ作れるでしょうか?
10000円なら、50000円ならどうでしょうか?

私はこんなあたり前の事に気付いたことで、
売上を伸ばし続ける事ができているのです。

ことネットビジネスに関して言えば、
この法則が一番マッチする商売でもあります。

これがラーメン屋だと難しいです。
車屋でもアパレル店でも難しいのです。
でも考え方は同じ事です。

赤字倒産する企業の多くは、
この法則だけしか知らずに数字をみません。
見ても理解ができないのです。

要するに100円の計算ができないから、
100万円、1000万円になれば計算ができると勘違いしているのです。

だから無理に事業拡大をしたり、
赤字なのに融資を受けたりするわけですね。

うちの商売もスモールビジネスの結集でしかありません。
しかし個々は大したことがなくても、
集になると強くなります。

その中に強弱があることで、
バランスも取れるわけですね。

アフィリエイトにしたって、
月に100万円のサイトを作るのは面倒ですが、
月に1000円のサイトなんて簡単に作れます。

それを100個作れば10万円ですからね。
1000個作れれば100万円なわけです。

FXでも利回りをちゃんと計算してやれば、
年間200%でもそれ以上でも勝手に増えていきます。

日本の銀行金利は0%代ですが、
海外の通貨は年5%代はまだ残っていますし、
投資方法によっていくらでも増やせるのです。

しかし重要な事は、
大きな利益だけを追い求めない事です。

ある社長さんが、
うちは人がスコップで掘ってる間に
ブルドーザーを使ってガッポリ持っていくから、
と言っていた事がありました。

確かに100億、1000億規模になってくると、
応用しなければ増えていきません。
コツコツとドカンにはやり方と規模感が違うからです。

ただ、多くの人はそんなレベルではなく、
コツコツレベルで十分だと思います。

その時に重要な事は、
スモールビジネスをいかに確固として確立できるかです。

うちもアフィリもFXも毎日勝手に売上があがります。
不動産の家賃収入と比べる人がいますが、
その程度と同じにしてもらっては困ります。

不動産なんてリスクの高い危ない投資はしません。
空室、災害、老朽化、メンテナンス、
こんなに手がかかる商売はありませんからね。
こんなものは不労所得でもなんでもありません。

しかしネットと金融という市場は、
まだまだ世の中の人が本質をまったく理解できていません。
だから成功者は少ないのです。

どんなビジネスでも同じ事ですが、
小をバカにしないことです。
本当に大は小を兼ねるでしかないのです。

大きな売上ばかり追い求めず、
コツコツコツコツ積み重ねながら、
雪だるまのように大きくしていけばいいのです。

大きくなっていけばどんどん選択肢も増えます。
その時に基礎が出来ている人と、
できていない人の違いが出ます。

基礎ができていないのに大きくなってしまうと、
すぐに失敗して消えていきます。

土台が弱い高層ビルのようなもので、
何かあればすぐに倒れてしまうのです。

分相応で小を大切に。
その積み重ねが1年、3年、5年、
10年、20年後に大成する事は間違いありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました