株式会社徳間書店 岩渕徹会長に学ぶ

株式会社徳間書店 岩渕徹会長に学ぶ
一つは、敦煌の守り手であった
常書鴻先生との対談集
『敦煌の光彩―美と人生を語る』です。

韓国・国立済州大学元総長である
趙文富博士との対談集
『希望の世紀へ 宝の架け橋』
『人間と文化の虹の架け橋』
の2冊も刊行させていただきました。

趙博士は、すごい方なんですよね。
日本語も編集者より達者でした。
ゲラを送ると、編集の間違いなんかも
日本語できちんと修正してくださる(笑い)。

日本について心から理解されている
大変な哲学者です。

私が思うのは、この博士と出会い、
共感し、現実に本として歴史に残された
池田大作名誉会長がすごいということです。

中国の文豪・金庸氏もそうです。
映画「敦煌」の時代から、
徳間書店では、金庸作品に注目し、
全55巻のシリーズを手がけました。

その金庸氏を見いだされ、
名誉会長は対談されています。
名誉会長のおかげで、金庸氏の存在は、
さらに大きく世界に知られるようになった。

文化も歴史も全く異なる国と国とが対峙すれば、
ややもすると殴り合ったり、戦争になったりする。
名誉会長は、文化の交流を通し、そこに暮らす、
具体的な「人」を生かそうとされている。

それは深く人間を信じでいるから
ではないでしょうか。

「文化の力」「平和の力」を信じている。
文化交流で、平和を築こうとされている。
その大志を、信念を、行動を、
私は深く尊敬しているのです。

こうした名誉会長の行動の一助を、
わが社が担えたことは、大変に幸運ですし、
心から光栄に思っています。

話しは変わりますが、昨年、
青年への指針を集めた
『青年抄』を発刊させていただきました。

以前、私が信濃町で
学会幹部の方とお会いした時、
「これからの時代、
どうやって人を育てるかですね」
という課題を共有したのですが、
「では、どうやって育てればいいか?」
という話しになりました。

池田名誉会長が、
その答えをくださったのが
『青年抄』です。

今、一番、「生きている本」
だと思っています。
青年にとって、優しさに満ちた、
導きの書です。

もちろん、青年の皆さんに限らず、
多くの方々に読んでいただきたいと思います。

学会の皆さんは、
どなたも、素敵な方ばかりです。

先ほどお話しした中で、
誰を師匠に持つかが人生の大事だ
と言いました。

言い換えると、学会は、すぐそばに、
素晴らしい師匠がいる組織だと
思って見ています。

名誉会長という、師匠を持つことができた!
次代を生きる青年にとって、
これ以上の幸せはないのではないでしょうか。

趙文富
韓国・国立済州大学の元総長である
趙文富博士は語っている。
「私の生命のある限り、
常に池田先生に感謝を捧げるつもりです」と。

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