過去の失敗や、嫌な思い出にとらわれ、
今、トンネルの中にいると感じている人もいるでしょう。
でも、それらはすべて「過去」です。
過去は変えることはできませんが、
自分と未来は「決意」すれば変えることができるのです。
だからこそ、
「諦めずに挑戦し続ければ、必ず道は開ける」
――そう私はあえて訴えたいです。
池田先生の弟子として、社会で実証を示したい、
その夢だけはずっと忘れずに持っていましたが、
道が開けたのは、54歳の時でした。
周りからは、「随分と遅咲きだね」とからかわれましたけど。
こんなことを言うと、
なにか私がトンネルの中から
抜け出した人のように聞こえるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
今だって、トンネルの中にいる心境です。
これだけの社員を抱え、この先、どうなっていくのか、
やっぱり不安だからです。
会社というのは、トップが何もしないで、
黙っていれば、潰れるようにできています。
潰さないためには、
常に売り上げと利益のアップ、
そして顧客の拡大を図り続けなければなりません。
これができないと一気に傾いていく。
まさに油断大敵なんです。
ですから、「諦めずに挑戦する」というのは、
自分自身に言い聞かせている言葉でもあるのです。
青年の皆さんと同様、
私も青年の気概で頑張ります。
「諦めずに挑戦し続ければ、必ず道は開ける」
――そう自らに言い聞かせながら。
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