3年以内の離職率

厚生労働省によると、
大卒新入社員が入社3年以内に辞める離職率は、
31%に上るそうです。

この数値をみて問題視する声もあるようですが、
さっぱり何が問題なのかわかりません。

たしかに、持続、継続はとても重要なことです。
続けられない奴が結果を残せるわけがない。

しかし、それとこれはまた別の次元です。

そもそも、企業の歯車となって動く事に、
どこまでの価値があるかは人それぞれです。
それがいいといえばそれまでですが、
私にはさっぱり価値を見い出せません。

やはり重要なことは、目的観です。
3年だろうが1年だろうが半年だろうが、
なんでもいいと思います。

そこに目的があるのなら。

職種によっても違いますよね。
3年で一人前になれる仕事もあれば、
3年やってもまだまだ見習いの場合もある。

いずれにせよ、目的観が明確ならブレない。

1年で辞めました。
次は2年で辞めました。
その次は1年半で辞めました。
もう辛くて面倒なので仕事する気がなくなりました。
と、目的がなければどうなるかわからない。

私はいつも目的だけで生きてきました。
夢、希望、それしか生きる喜びはないと思っています。
だから一度も止まったことがありません。

22歳ぐらいの時に起業しようと決意しました。
26歳で会社を辞めようと決め、27歳で独立しましたが、
同じ仕事を3年やった事はありません。
最長で2年半ぐらいです。

それが正しいかどうかわかりません。
もっと修行していれば技術力も身について、
今よりさらに結果を出していた事でしょう。

しかしそんな事はどうでもいいのです。
なぜなら、いくらでも軌道修正はできるからです。

離職率どうこうを問題視するよりも、
目的観どうこうを問題視し、改善させたほうが、
圧倒的に社会経済を活性化させることができるでしょう。

いいんですよ。
いくらでも変えて下さい。
ただし目的をもって進むことです。

絶対に叶えるんだという強い思いをもって、
とにかく突き進むのです。

世の中は矛盾だらけです。
くだらない数字、統計、評論、評判、
そんなことはどうでもいい。
誰かの飯の種でしかありません。

ただし、なんとなく辞めたとか、
辛いから辞めたとか、苦しいから辞めたとか、
逃げの姿勢での離職ならあまり意味がない。

そういう場合には、
一時の休みをとって蘇るという目的があればいいのです。
今はみてろ、という目的観です。

目的がないからブレる。
数字が気になる、評価が気になって仕方がない。

真っ直ぐに目的地を見ることです。
なにがあろうと、前に前に、今日も明日も進み続けたい―

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