売上をあげる方法

以前、キャッシュポイントの重要性について書きました。
複数のキャッシュポイントを持つことがいかに大事か、
お分かりいただけたかと思います。

そもそも売上をあげるには、
大きく分けると二つの方法しかありません。

一つ目は、単価のデカイ仕事をする。
二つ目は、小さな単価を無数に集める。
この二つです。

まず一つ目ですが、
以前、先輩社長にご指導頂いた事がありました。
スコップで掘ってないで、
ブルドーザーやショベルカーで掘らなきゃダメだよ、と。

その社長は単価の高いビジネスモデルで成功されています。
1つ売って数千万円~数億、どんなに安くても数百万円以上の利益です。

私も単価の高いものにばかり目がいっていた時期がありました。
魅力的ですよね、一個で1億以上とか。
売上じゃなく利益ですからね。
チマチマやるのがバカらしくなります。

しかし単価が高いものは、ほぼ100%の確立でリスクが半端ではありません。
希に例外もありますが、ほぼリスクの塊です。
これを超えられる人だけが掴めるということも事実です。
リスクが見えないだけで隠れている場合も多いです。

よくある、儲かっていた経営者が破産しました的なものは、
儲けとリスクは紙一重という証明でもあります。

対して二つ目ですが、
これは個々に対してのリスクがほとんどありません。
リスクがないから安いのです。
当然ですよね、1億のものと、1000円のものでは、
クレームやトラブル、法律的な問題など、全く次元が違います。

1000円を1億にしようと思ったら、
一体いくつこなさなければならないでしょうか。
単品なら10万個になります。
もちろん小売になってしまえば、リコール等のトラブルもある。
しかし、ネットビジネスならそういうわけでもありません。

とうぜん、リスクが全くない事はありえません。
たとえばクリック課金のアドセンスやピッタでいくら無数に増やしたところで、
アカウント停止になって全てが水の泡なんて事もありえるわけです。

その為にはキャッシュポイントの増やし方が重要になります。
安い分リスクを減らしながら増やす必要があるわけです。

しかし安いものを増やす場合には、
膨大な時間が掛かります。

単価が高いビジネスをしている人が、
2、3年で豪邸を建てて住んでいるとしても、
無数に増やす人は2、3年頑張っても平均年収以下なんて事は普通なのです。

何もしなければそのままです。
売上は上がりもしないし、下がる一方でしょう。

ただし、売上をあげようと決意したなら、
どちらで上げるのかを決める事です。
これが定まらないと、なんだかわけがわからなくなります。
一体どこに向かっているのか、何で向かっているのか、
さっぱりわからなくなるのです。

自分が大将なら、攻め方を決める必要があるのです。
なんとなく目先の事ばかりに気を取られていては、
なんとなく攻めてなんとなくやられて終わります。

相手の城をどうやって手中に収めるのか。
無数の兵士で囲んで落とすのか、
外からの大砲で城ごと砲撃するのか、
判断するのは大将の力量です。

今日もやるべき事を明確に、
戦略立てて攻め込んでまいりたい―

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