数年前はよかったとか、
少し前まではもっとこうだったとか、
過去の栄光にすがる人がいます。
しかしビジネスの世界で戦う以上は、
常に判断をしていかなければならない。
そもそもその事業は、
本当に回復させるだけの価値あるものなのか?
時代のニーズに適しているのか。
これは時代の中での立ち位置を確認していなければできない事です。
回復させるために使う時間と、
新規事業でそれを補うのとではどちらがいいのか?
常にこの天秤の判断しかありません。
半年みっちりやって1000万しか回復しないのと、
同じ半年でも1億の別事業なら、
どちらがいいでしょうか?
しかし別事業、すなわち新しい事というのは、
例外なく面倒なものです。
人間は今の安泰・安住を求める生き物です。
楽してできる限り今のままがいい、これが人間の心理です。
でもそれでは落ちていく売上をみていくしかない。
落ちていく売上の為に時間を使っても仕方がないのです。
落ちていくものはどうしようもない。
使える時間の割り振りを考えて価値的に保持していくしかない。
そして別の事で補い、メインに変えていくしかないのです。
私も多くのキャッシュポイントをもっていますが、
昔はよかったなんてものは無数にあります。
ブログ、メルマガ、SNS、それだけを例に挙げてもです。
SEOでは日々のアルゴリズム変動があるし、
トレンドアフィリでは売上がずっと安泰なんてサイトは難しい。
せどりにしても売れる物は毎月変わります。
FXではトレードによって変わりますが、円安になっている今では、
ロングのスイングは難しいです。
このように常に売上は変動していくのです。
これはどんな事業でも同じことです。
いい時もあれば悪い時も来るのです。
悲しくても辛くても必ずくるのです。
ソニーにしてもトヨタにしてもユニクロにしても、
いつも同じモノを売っているわけではありません。
時代相応にマーケットのニーズに合わせているわけです。
テレビが売れる時代があったわけです。
大衆車が売れる時代があったわけです。
フリースが売れる時代があったわけですよね。
でも今でも同じ物を同じだけ売っているのでしょうか?
そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、
いざ自分のビジネスの事になるとわからなくなるものです。
時間を使っても大して回復しないことに、
膨大な時間を使うような事を平気でするのです。
FXのトレードで損切りは必須ですが、
これはどんな事業でも同じことです。
ただし落ちているからといって全くのゼロにする必要はありません。
特にデジタルコンテンツに関してはどんなに売上が落ちても、
放っておいてもある程度のキャッシュポイントとして成り立ちます。
これがネットビジネスの最大のメリットです。
アフィリサイトにしても、
いくらアクセスが落ちてもクリック課金なら、
半永久的に報酬は上がり続けます。
だからこそ、作ることに時間を使ったほうがいいのです。
メンテナンスや改良で売上があがるならやればいいですが、
その時間を新規にあてたらどうなるのか?
この判断力が常に求められるのです。
売上を回復させたいのなら、
既存の栄光にしがみつくのではなく、
あらたなキャッシュポイントに時間を使うべきだと思います。
売上アップのご参考になれば幸いです。
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