勝手な判断

伸びる人と伸びない人、
結果が出せる人と出せない人、
出世する人としない人、
成功する人としない人、
この違いはなんでしょうか。

私はこの違いの一つに、
勝手な判断があると思っています。

何かの元で働いている場合や活動している時に、
基本的には言われたことをその通りにやれば、
間違いなく結果は出るのです。

しかし、結果を出せない場合の多くは、
そうは言われても、自分ではこう思うからこうした、とか、
こっちのほうがいいと思ったから自分で選んだ、とか、
勝手に自分の感覚で判断してしまうのです。

言われたことができない。
それは自分が一番ということでもある。
人よりも自分、何かよりも自分。
だから自分で判断してしまう。

もちろん、自分で判断してプラスαの価値を加えられるなら、
そうしたほうがいいに決まっています。

言われたことは100だけど、
自分の裁量で120にしましたとか、
そういう人はどんどん結果を出していける。

でも、100やれと言われたのに、
95のほうがいいと思ったとか、
勝手な判断を入れてくるのは逆効果なのです。

これは多ければいいという意味ではありません。
付加価値がなければ意味がないのです。

たとえば、100でいいのに勝手に200やって評価を得ようとしても、
残りの100が全て無駄になるなんて話しはザラにあります。

そうなると、
なんでもう100もやってやったのになんだよ!
と勝手にやっておいて批判するようにもなる。
全ては勝手な判断をした自分が悪いのにも関わらず。

出世できない、結果が出せない、うまくいかない、
多くの場合にあてはまることでもあります。

私自身、若い頃にそういう経験がありました。
いま思えば本当に未熟者だったと思います。

しかし、10代、20代ならまだ許されますが、
30代、40代でこれをやるとかなり厳しいです。
30代、40代というのは一流の結果を出さなければならない年齢です。

おかしな事にならない為にも、早く間違いを修正する必要がある。
歳をかさねれば重ねる程、勝手な判断、自分のモノサシ、
どんどん出来上がってきてしまうものです。

一念を変えること。
自分の勝手な判断ではなく、
それが本当に人のための利益につながるのか?
人の喜びにつながっていくのか?
人を救っていくことにつながるのか?

そういった他者の為ということを中心軸におくと、
勝手な判断はしなくなるものです。
自分中心ではなくなるからです。

勝手な判断ではなく、
なんのため?を常に問い、
正しい判断をしていきたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました